S M T W T F S
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -
04« 2017/05 »06

プロフィール

海上撮影家

Author:海上撮影家
1995年から上海に関わってます。
2003年に上海に事務所を移転。現在、上海751文化研究所に所属しており、日本と中国の広告撮影及び日本の雑誌の仕事が中心です。
また、751文化研究所は海外からロケで来る人達の為のスタジオ及びストロボ機材のレンタル窓口でもあります。

日本からの撮影依頼も受け付けておりますので気軽にどうぞ。
連絡先は、この中のリンクから私のHPへ入り「Contact」からメールを送る事ができます。
        海原修平 Kaihara Shuhei

最新トラックバック

FC2カウンター

検索フォーム

QRコード

QRコード

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ジナー改造 自作ピンホールカメラ 05



5回目の最後は、参考として4x5専用ジナー改造ピンホールカメラです。
前回までに紹介したピンホールカメラは6x6と4x5兼用カメラでした。
4x5をカバーする焦点距離は25mmと38mmのみでしたが、あまりにも超広角過ぎて使いにくいので、適度な焦点距離専用のカメラを一台作りました。
焦点距離は、58mm ピンホール径は、0.25mm f232です。
これでも、4x5カメラとしては超広角レンズですが、もっと長い焦点距離が必要なときはフィールドカメラを使用する事にしました。

作り方は簡単です。ジナーのオリジナルボードにジナー凹みボードをカットして逆に取り付けただけです。凹みボードには、62mm→72mmのステップアップリングを取り付け、シャッターは72mmの金属製レンズキャップに取り付けています。

☆今回自作したカメラですが、金属の加工が一番大変でした。工作機械を持っていれば簡単なのですが・・・。
それから、以外に使えた物として、ステップアップリングとステップダウンリングとキャノンのゼラチンホルダー用フードがあります。うまく組み合わせる事ができれば以外に良い結果が生まれます。

☆ハッセル用のフォーカシングスクリーン(アキュートマット仕様)を使えばピンホールカメラでもスクリーン上で絵が確認できるのには驚きました。
ただし、SWC用のファインダー取り付けフレームが必要になりますが、中国製で安くて良く出来た物があるので、これを使えば問題ないです。

☆このカメラを作りたいと思われた方で、何かわからない事があればアドバイス可能ですので、遠慮なくどうぞ。

"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
今の中国は、世界の製造業の中心です。工作機械も最新の物が入っているので、一つ一つの部品に関してはあまり問題ないのですが、それを組んで最終チェックする人的作業にはまだ問題があります。

例を上げると、カメラのマウントアダプターの場合、錆びたネジを平気で使ったり、部品を組む精度を気にしてないので、レンズを取り付ける事ができないという事もしばしばあります。
また、カメラ部品専門ではないが、商売になるというだけで参入している会社もあるので、部品を組んでいるワーカーも何に使われる物なのか知らないで組んでいるのが現状です。

そういう意味でも日本の製品は、買ったら使えなかったという事はほとんどありませんが、こちらでは、商品を買ったらその場で箱から出しチェックするのが常識となってます。
もし、中国に来て買い物をする時は、自身の目でよく確認する事をお勧めします。

このベージは、リンクフリーです。
スポンサーサイト

ジナー改造 自作ピンホールカメラ 04



4回目
欲張ってレンズが付くように改造しました。
今、このピンホール改造ジナーに取り付ける事のできるレンズ3本あります。
富岡光学Tominon75mm f4.5 Meyer Trioplan105mm f2.9 Rodenstock Ysaron127mm f4.7  いずれも古いレンズなのですが、一番古いのはノンコートのMeyer Trioplan105mmで、私は一番気に入ってます。

これらのレンズを改造ジナーで使うにはヘリコイドが必要です。幸いな事に、ちょうどよいヘリコイド(ネジの径は77mm)を上海で売ってました。作りはあまり良く有りませんが、なんとか使えます。リンホフボードに77mm径のステップアップリングを直接取り付けて、ヘリコイドを取り付けます。
そのヘリコイドの先に77mm→82mmのステップアップリングを取り付ければキャノンのゼラチンフード3型が付けられます。さらにステップアップリングとステップダウンリングを組み合わせて∞を出しました。幾分オーバーインフになったレンズもありますが、撮影には問題ありません。

このベージは、リンクフリーです。

ジナー改造 自作ピンホールカメラ 03


ファインダー

ファインダー編
3回目は、ファインダー及びフィルムマガジンです。
外付けファインダーは、中国製(金属製)です。これは、4x5用に作られた物で58mmから150mmまでの切り替えが付いていて以外と安くて便利です。
最初は、ホースマンの6x7か6x12変換アダプターをそのまま取り付けようと思って中古のマガジンを探していたのですが、新品しか見つかりませんでした。しかも、値段は日本の定価より高い。

カメラショップの中を探しているうちに、4x5の国際規格に合うハッセル用マガジンが取り付けられるアダプターを発見しました。しかも、スライドが出来る優れものです。
ちょうど、手元にハッセル用の旧A12マガジンがあったので、フォーマットは6x6にする事に決まりました。
ファインダー2


そして、SWC用のファインダースクリーンがあるので試しにファインダーを付けて覗いてびっくり。少し暗いけど、ピンホールを通してスクリーンに写る風景を見る見る事が出来ました。今まで、ピンホールカメラでの正確なフレーミングは出来ないものと諦めていたのですが、このSWC用の明るいファインダースクリーン(アキュートマット仕様)のおかげで、それが出来る事を発見しました。

☆カメラ本体の下部に三脚用の小ネジを付ける為にネジ切りし、キャノンのシフトレンズ用アダプターを購入し取り付けました。これにより、フィルムバック部分を上下にシフトしても三脚に当たる事が無くなりました。
☆ハッセルの旧A12マガジンは、連動ピンに関係なく裏蓋を開けて枚数を見ながら巻き上げが出来ますが、これ以降のマガジンはハッセルのボディピンと連動している為フィルムを巻き上げる事ができません。出来るようにするには改造が必要です。
☆ハッセル用ファインダーですが、45度タイプより直立ルーペの方が光のロスが少ないので幾分ファインダーが明るく見えます。
☆こうして、文章になると簡単ですが、カメラを作るのは初めての経験なので随分と時間がかかりました。
実際に撮影に使って思ったのですが、ピンホールの中から入った光はカメラの中でかなり暴れております。
対策としては、カメラ内部を内面反射防止用のスポンジや田宮のカラースプレー(マットタイプの黒)などを使い、光りを真っすぐにフィルムに到達できるようにする事が大事です。
カメラメーカーの苦労がよくわかりました。

このベージは、リンクフリーです。




ジナー改造 自作ピンホールカメラ 02


レンズボード部

レンズボード編
私はジナーの後ろフレームを使用してますが、ホースマンなどの4x5でも改造可能です。
必要なのは、4x5の後ろフレームとリンホフボードに変換できるジナーボードです。
私が使用している6x6の焦点距離は、25mm f128・38mm f190・50mm f200・75mm f256 の4種類ですが、すべてリンホフボードにシャッターを取り付けました。

これは、一番コンパクトで何処でも手に入るボードなので非常に便利です。
シャッターは、中国製のシンプルな物ですが、現在は製造を中止しているようなので、代用品を探すしかありません。
(穴の空いて無いリンホフボードに適当な穴を開け直接ピンホールを貼付けても問題ありません) 
4種類の焦点距離


25mmと38mmはボードに直接ピンホールを取り付ければ良いのですが、50mmと75mmは、ピンホールからフィルム面までの距離が必要です。
これは、ケンコーから販売されている「テクニカルホルダー」をバラしてリンホフボードに直接ネジで止めました。
このホルダーは、手元にあったKPSのフードやキャノンのゼラチンホルダーフード3型と径が同じ(82mm)なのでフードを継ぎ足せば簡単に焦点距離を伸ばす事が可能です。

75mmで説明すると、リンホフボードにテクニカルホルダーをバラして前部分のみネジで取り付けます。次にKPSの10mmのフードとキャノンのフードをねじ込みます。次に焦点距離の微調整用にステップダウンリング82mm→77mmと77mm→72mmを取り付け最後にシャッターが付いた72mm径の金属製キャップをねじ込めば完成です。

☆普通に販売しているリンホフボードは、各シャッター用に穴がすでに開けてあるので、25mmや38mmを作るには、穴の空いてないボードが必要になります。
また、50mmと75mmは、リンホフボードに約78mmの穴を開ける事になります。

明日は、ファインダー編。

このベージは、リンクフリーです。

ジナー改造 自作ピンホールカメラ 01

pinA.jpg
私のHPのピンホール写真を見た人からメールがあり、超ワイド系から標準まで色々な写真がありますが、どんなカメラを使っているのですか?という質問が来たので、このブログで数回に分けてお答えしようと思います。
2007年に上海で木製のピンホールカメラを買いましたが、超ワイド系が多く焦点距離を簡単に変える事ができる物ではありませんでした。しかも、使っているうちにボディが歪んできて光線漏れをおこすようになりました。(zeroではありません。すでに製造中止した中国製の物です) 
じゃ、自分作ってやろうという事になり、ジナーの4x5フレームがあったので、これを基本ボディにする事にしました。
目標は、簡単に焦点距離を変える事ができて、120フィルムから4x5まで一台のカメラで撮影できるものです。
その後、ちょっと欲張り普通のレンズも使えるよう改造しました。
総金属なのでちょっと重いのが難点ですが、ミラーレス一眼、外付けファインダー付き(焦点距離可変)アオリ可能なピンホールカメラの完成です。
数回に分けて紹介しますので、興味のある人は作ってみませんか?
今は、ヤフオクや中古カメラ店で安く見つける事のできる部品を使用して以外と簡単に作れます。

次は、焦点距離各種の紹介。

このベージは、リンクフリーです。
| HOME |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。